二の腕のぶつぶつ。ふと鏡を見たとき、「あれ?」って思うあの肌ざわり。
夏が近づくと特に気になるんですよね。
私も10代の頃からずっと、二の腕の表面がザラザラしているのが悩みでした。
お風呂でスクラブを使ってみたり、ボディブラシで強めに洗ってみたり。
いろんなことを試しては、なかなか変化がなくて落ち込んでいたことを覚えています。
ある日思い切って皮膚科へ行ってみたら、先生に「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という状態に近いかもしれませんね」と言われたことがあります。
もちろん、その場で断定されたわけではありませんが、「角質が毛穴にたまりやすい体質の可能性がある」と説明を受け、妙に納得したのを覚えています。
その日をきっかけに、「自分にできるケアを、まず毎日の中に取り入れてみよう」と意識が変わりました。
このブログでは、私自身が実際に取り入れてよかったスキンケアの習慣や、ぶつぶつと上手に付き合っていくための生活のヒントを紹介します。
もし、同じように悩んでいる方がいたら、ぜひ読み進めてみてくださいね。
原因はひとつじゃない。いろんな要素が重なっているかも
二の腕にできるぶつぶつには、明確に「これ!」と言える原因がないことも多いです。
ただ、私が実際に体験した中では、角質や乾燥、生活習慣の乱れなど、いくつかの小さな要因が積み重なっている印象がありました。
ここでは、私が気づいた「原因らしきもの」を、体験を交えて紹介しますね。
肌に古い角質がたまりやすい
私が医師から言われたのもこれ。
「毛穴の中に角質がたまりやすくなることで、表面がぽつぽつと盛り上がって見えることがあります」とのことでした。
思い返せば、ボディスクラブで強くこすっていた時期ほど、ぶつぶつが増えていた気がします。
強い摩擦で肌を刺激すると、かえって角質がたまりやすくなってしまうこともあるそうです。
「清潔にしよう」と思ってやっていたことが、逆効果だったなんて、ちょっとショックでした…。
乾燥もぶつぶつの大敵
保湿を始めたのは、実はけっこう最近です。
それまでは「夏なのに保湿?ベタベタしそう…」と思って避けていたのですが、肌が乾燥すると、角質がはがれ落ちずに毛穴に残りやすくなると知って、考えを改めました。
試しにしっとり系のボディミルクをお風呂あがりに毎日塗ってみたら、2週間くらいで手触りが変わってきたんです。
ザラッと感が少しずつ和らいで、鏡を見るのが楽しみになりました。
生活リズムの乱れやストレスも関係?
睡眠不足が続いた週や、仕事でバタバタして食生活が乱れたとき。
そういうタイミングで、二の腕のぶつぶつが急に増えたことが何度もありました。
肌って本当に正直だなあと思います。
「ストレスや疲れがたまると、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が乱れることもある」と聞いてからは、睡眠やリラックスの時間を意識的にとるようにしています。
私が実践しているケア習慣
原因がはっきりしないからこそ、日々のスキンケアでやさしく肌と向き合うことが大切だと感じています。
私がこれまで試して、特に効果を感じたものを中心に、二の腕ケアの方法を紹介します。
どれも今日から取り入れられる簡単なものなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
洗い方:ナイロンタオルは封印、泡でなで洗い
かつては「汚れを落とせばよくなるはず!」と信じて、ゴシゴシ洗っていた私。
でも今は、泡立てネットでふんわり泡をつくって、手でなでるように洗っています。
これを習慣にしてから、肌の赤みやぶつぶつの増加がぐっと減りました。
洗いすぎない・こすらないが、実は最大のケアかもしれません。
保湿は絶対!1日2回がおすすめ
朝起きたときとお風呂あがり。
私は毎日2回、しっとり系のボディミルクを塗るようにしています。
肌がうるおっていると、ざらつきが出にくくなる実感があります。
とくにおすすめなのはセラミド配合の保湿剤。
肌のバリア機能を助けてくれるような感じがあって、ずっとリピートしています。
タオルや服の素材にも気を配る
硬いタオルでゴシゴシ拭いたり、リュックのストラップが二の腕に当たったり。
そういう日常の「ちょっとした摩擦」が積み重なってぶつぶつにつながることもあるんですよね。
私のおすすめは:
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柔らかいガーゼタオルを使う
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化学繊維の服はインナーでカバーする
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バッグはショルダーより手持ちで使う
肌を守るための「摩擦レス」は、かなり効果を感じました。
生活習慣を整えることで変わったこと
肌は外側からのケアも大事ですが、内側から整えることも同じくらい重要です。
睡眠・食事・運動など、私が見直してみて変化を感じた「生活習慣の小さな工夫」を紹介します。
体が元気になると、肌も素直に反応してくれるものなんだなと、日々実感しています。
睡眠時間を見直すだけでも肌が安定
忙しいと、つい寝るのが遅くなってしまいますよね。
私も夜型だったのですが、なるべく0時前には布団に入るようにしたら、肌全体の落ち着きが全然違ってきたんです。
「ぶつぶつができる前に予防できている」ような安心感がありました。
寝る前にスマホを見ないようにして、代わりに本を読むようにすると、スムーズに眠れておすすめです。
食事で意識しているのは“タンパク質とビタミン”
難しいことはしていません。
ただ、卵・豆腐・野菜を毎日どこかで食べるようにしただけです。
タンパク質が足りないと、肌をつくる材料が不足してしまうらしく、実感としても調子が落ちやすかったんですよね。
私は朝に「納豆+卵+小松菜のお味噌汁」が定番です。地味だけど最強。
軽い運動が“肌にいい”ってほんとだった
本当に軽くてOK。
1日5分だけ、ストレッチと深呼吸をするだけで代謝が整ってきた感じがあります。
むくみが減ったのか、二の腕のぶつぶつも出にくくなった気がします。
運動が苦手な方でも、「呼吸に意識を向ける」だけでも十分ですよ〜!
季節によって肌は変わる。とくに夏と冬に注意!
夏は紫外線や汗、摩擦が多くなる時期。
それがぶつぶつの原因になることもあるそうで、私はUVカットの羽織りものを持ち歩くようにしています。
逆に冬は乾燥が最大の敵。
暖房の部屋では肌の水分が奪われやすいので、加湿器を置いたり、オイル系の保湿剤を使うことが増えました。
季節に合わせてケアを微調整することが、ぶつぶつ対策にはすごく大事なんだなと感じます。
不安なときは専門家の力も頼ってOK!
私がそうだったように、どうしても気になるときは、専門家に相談するのがいちばん安心です。
「こんなことで行ってもいいのかな?」と思っていましたが、先生はとても親身に話を聞いてくれて、ホッとしたのを覚えています。
一人で悩んでしまう前に、「相談してみる」という選択肢を持っておくことも、自分へのやさしさだと思います。
まとめ:ぶつぶつに悩んでいた私から、あなたへ
二の腕のぶつぶつは、いろんな原因が重なって起きるもの。
一発で治る魔法はないけれど、日々のスキンケアや生活習慣の積み重ねで、確実に変わっていけると私は感じています。
焦らず、自分のペースで。肌と対話するようにケアを続けてみてください。
そして、ちょっと疲れたら立ち止まって、深呼吸して、笑顔になる時間も忘れずに。
私の経験が、少しでもあなたの背中をそっと押せたら嬉しいです。
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